グアテマラの裏の3大産業
先日、グアテマラの裏の3大産業を知って驚いた。
最近、どうもドルより現地通貨ケッツァル(国鳥でもあるケッツァルを国の通貨単位として使っている)が強いと思っていたら、こんな裏があったとは!
現在、グアテマラの裏産業を支えているのは、
1.麻薬やコカインなどの南米から北米への運搬ルート(中継地)
2.北米大陸への出稼ぎ労働者からの送金(グアテマラ人の多くが不法で米国に出稼ぎに行っている。密航を手助けする組織も発達している)
そして最後の裏産業が、
3.子供の人身売買(欧米諸国に養子縁組としてグアテマラの子供が売られている。中には欧米諸国で子供に恵まれない夫婦に可愛がられている幸せな子供もいるが、幼児性虐待の対象として売られるケースもあるとか。。。)
グアテマラの主要産業コーヒー産業よりも上記裏産業が活発とかいう噂もあり、グアテマラはアメリカの植民地みたいだ!と感ぜざるを得ない。
古都アンティグアで結婚式
6月は「ジューン・ブライド」。
ここ古都アンティグアで日本人の女性、美香さんとエルサルバドル人のヨーガンさんの結婚式・披露宴が行われました。
邸宅として使われていた家をホテルとし、そのホテルを借り切っての結婚式。
中庭を囲んで60人もの招待客の方々に祝福され、マリンバ楽団の演奏もバックにあり、アットホームな中で結婚式が開催されました。日本人、グアテマラ人、エルサルバドル人、アメリカ人と国際色豊かな招待客は、お二人の交流範囲の広さを物語っていました。
イツモ・トラベルも結婚式のコーディネーターとしてお手伝いさせていただきましたが、日本から送られてきたお母様やおばあ様のビデオレターは泣けました。結婚式を司る弁護士マルビン氏は、お二人の婚姻書に出席者を続々と登場させ、婚姻書に署名させるというほほえましい一面もありました。
「美香さん、これからも末永くお幸せに!」
マヤ民族は日本人の遠い祖先?
グアテマラは四国と北海道を合わせたほどの小さな国ですが、そこには22の部族からなるマヤ系インディヘナ(先住民)、カリブ海側に住んでいるガリフナと呼ばれる黒人系、メスチーソの混血、スペイン系やドイツ系の白人など多民族国家です。インディヘナの赤ちゃんはお尻に蒙古斑がちゃんとあったりして、日本の子供のようです。
インディヘナの顔立ちや髪の黒さも、私達日本人と共通するものがあります。おまけにおばさんの図々しさも?!
写真はチチカステナンゴのマヤ系先住民(キチェ族)の女性が市場にやってきたシーンです。
グアテマラの市は現地の人にとっても大事な食料調達の場。様々な民族衣装に出会えるのも市歩きの楽しみです。
(写真提供:東野 有介様)
チチカステナンゴの市場
チチカステナンゴ(標高2,017m、グアテマラ・シティより車で3時間)のメルカド(市場)は毎週木曜日と日曜日に開かれます。
メルカドには外国人ツーリスト、地元のインディヘナ(先住民族)のキチェ族の他、周辺の村々からも多くのインディヘナが集まり、熱気に包まれます。
「グアテマラ・レインボー」と呼ばれる色彩職豊かな民芸品の他、庶民の日用品である洋服、生鮮食品なども売られています。
チチカステナンゴのメルカドで石灰を売っているおじさんを見つけました。
石灰を何に使うのかというと、グアテマラの主食トルティージャ(とうもろこしを原料とした薄いパン)を作る際に、とうもろこしの灰汁抜きのために食材として入れるそうです。石灰を食べ物に入れるなんて!と文化の違いに驚きました。
メルカドはグアテマラ人の生活を垣間見れる貴重な場所。
メルカド探索はおもしろい!
写真提供:東野 有介様(6月来訪お客様)
日本一時帰国
今日から5月13日まで日本に一時帰国します。
一年ぶりの日本です。
日本帰国の最大の目的は、93歳になる祖母の元気な姿を見ることと、70歳代の両親、旧友、お客様と久しぶりに会って話に花を咲かせることです。
またこちらの病院は信用できないので、健康診断、歯医者と短い滞在中に病院周りをします。
そして日本食の買出しも重要な仕事。毎回、日本からグアテマラに戻る時には、70Kgもの自分の体重より重い大荷物を抱えて帰ります。
何時も思うのですが、グアテマラを経由する際、アメリカを経由するのですが、手荷物検査や入国審査の厳しいアメリカは気分をいつもブルーにしてくれます。