グアテマラの豪雨被害状況 | グアテマラ便り

グアテマラの豪雨被害状況

本日は、グアテマラの豪雨被害状況及び観光状況につきまして、ご連絡いたします。

9月2日、3日と2日間、降り続いた豪雨によりグアテマラ各地で土砂崩れ、がけ崩れ、川の氾濫などの被害がでております。
下記が具体的な場所になります。
9月4日、インターアメリカーナ(テクパン市及びソロラ市)で地滑りが発生しバスが土砂に飲み込まれて多数の犠牲者が出ています。
また、太平洋沿岸部でも橋の崩壊、道路の冠水などにより移動が
困難な場所が多数あります。

ただし、時間の経過とともに随時通行可能になると考えられます。
①ペテン県:首都より350Km、CA13号線、リオ・ドゥルセからサンルイス・ペテンに向う間。土砂崩れのため、片側通行。
②サカテペケス県・エスクィントラ県:首都より93Km,RN14号線、アンティグアからプエルト・ケッツァルに向う間。土砂崩れのため、片側通行。
③サケテペケス県:CA1号線。首都からテクパンの83Kmから130Km地点。土砂崩れのため片側通行。
④グアテマラからアンティグアまで:38、39Km地点、土砂崩れのため、片側通行。
⑤イサバル県:首都より306km地点、プエルトパリオスからホンジュラスへ抜ける橋が滑落。通行止め。
⑥ソロラ県:ソロラからパナハッチェルに向う144から147Km地点。土砂崩れのため、片側通行。
⑦グアテマラ県  :サン・ホセ・デ・ゴルフォ~ロ・デ・レジェス(通行制限)
⑧グアテマラ県 :コルメナス(ビジャ・カナレス)(通行止め)
⑨チマルテナンゴ県:パッツン~ゴディネス(通行止め)
⑩ケツァルテナンゴ県:スニル~アルモロンガ(通行止め)
⑪ケツァルテナンゴ県:サン・ファン・オストゥンカルコ~コロンバ(通行止め)
⑫ケツァルテナンゴ県:サン・ファン・オストゥンカルコからシビリアへの迂回路(通行止め)
⑬スチテパケス県:ティキサテからチカカオへの迂回路(通行止め)
⑭イサバル県:大西洋岸に通じる国道28キロ地点(通行に障害あり)

グアテマラ・シティやアンティグア、パナハチェル、ティカル遺跡、キリグア遺跡、コパン遺跡などの主要な観光地へのアクセスは片側通行の場所(パナハッチェルまでの道のり)はありますが、概ね、道路状況は問題ございません。
西部の山岳地帯のケッツァルテナンゴへ行く道路が現在も不通の箇所があります。

また、各観光場所でのホテルの設備、水、電気などインフラの状況も問題ございません。
空港は9月3日のゲリラ豪雨の際、フライトキャンセルが相次ぎましたが、現在では正常通り、運行しております。
アンティグアからグアテマラ・シティの空港までの道路では一部土砂崩れの箇所がございますが、片側通行で通行可能です。

今、現在は雨は降っておりませんが、グアテマラ気象庁(INSIVUMEH)によると引き続き、熱帯性低気圧が来る可能性があるので、十分に雨の注意が必要ですとのことです。
現在は曇り空の日が続いており、気温は20度から25度ほどです。

現在、運休しているツアーは特にございません。
シャトルバスがチチカステナンゴからケッツァルテナンゴまでの路線を運休しております。

現在でもグアテマラの主要な観光には支障をきたしません。