写真撮影ツアー
9月20日より26日まで大手旅行会社主催の「グアテマラ写真撮影紀行」ツアーが実施された。
一行25名様で、プロの写真家の先生の指導の下、各村でインディヘナ(先住民)の人物写真を撮影された。
二科展へ出展するため、皆様、気合が入っておられた。
しかしながら、グアテマラのインディヘナ達は写真を撮られることを嫌がったり、写真撮影の際、チップを要求するので、思う存分、写真が撮れなかった。持参されたフィルムも半分しか使わなかったという報告も受けた。
グアテマラは、他の国と違って、36年間続いた内戦の影響や、インディヘナの性格で、写真が撮りにくいお国柄ではある。
個人的に仲良くなったインディヘナ達は笑顔で写真を取らせてくれるが、いきなり写真を撮ると顔を隠したり、物陰に逃げ込んだりと、追いかけっこ状態となる。
写真を撮影する前に、ジェスチャーで「あなたが素敵だから写真を撮りたい!」という意思表示をしてから、写真を撮ると、いい写真が撮れるかもしれない。
しかし、今回は当地での写真撮影の難しさを痛感したツアーだった。