道路工事で渋滞
今、グアテマラは道路工事ラッシュだ。
グアテマラ・シティから18キロ程アンティグア方面に行ったところから、アンティグアとグアテマラ・シティの中間地点、サン・ルーカスの間でアスファルトを敷き直す工事をしている。
片側は全面通行止めで、片側の道を交代で通行させているので、通勤時間には大渋滞。
運が悪いと30分はそこで待たされる。
特にアンティグアから空港に向かう人は余裕を持って、シャトルバスや専用車の手配をしておいた方が無難だ。
日本と違って、グアテマラでは人が活動している時間帯に、じゃんじゃか道路工事をしている。
日本では、早朝や夜中といった人の寝ている時間に、主要幹線道路の工事をするものだが、ここは工事現場の人もこの時間帯はしっかり休む。
交通量が多い時間帯でも平気で工事をして、何キロにも亘る車の渋滞が起こってしまう。特にカーブの多い道での渋滞なので、カーブを曲がるといきなり、渋滞で車が止まっているという危ない状況になる。
また道路の真ん中に、折られた枝が置かれているのが時々見受けられるが、これは、「前方に故障した車がありますよ。気をつけて下さい」というサイン。ここの人は三角灯等の非常グッズを持っていないので、こうして、近くの木の枝を折って、サインを送る。そんなことを知らない外国人運転手はいきなり前に故障した車が止まって、驚くケースがあるとか。
それぞれの国にはそれぞれの流儀があるのだなと思う。