グアテマラ国立考古学民族学博物館 | グアテマラ便り

グアテマラ国立考古学民族学博物館

マヤ王座の台座

グアテマラ・シティにある国立考古学民族学博物館には。ティカル遺跡を初めとした、たくさんのマヤ遺跡から発掘された石碑や土器、器、台座、各地の民族衣装などが陳列されている。

しかし、各陳列作品に説明書きがないので、一体どこから出てきたもので、何世紀のものか皆目検討もつかない。

また博物館の地下の倉庫には所狭しと、貴重なマヤの発掘品が眠っている。

今まではマヤの逸品が倉庫の床に転がっていたり、管理がなっていなかったのが、日本政府の援助で陳列台や保管・整備に必要な機材を供与したため、煩雑さは解消された。

メキシコの人類学考古学博物館とまではいかなくても、少しは見栄えのする博物館として、ツーリストが訪れたくなるような博物館となってもらいたい。

マヤ文字 倉庫の中に眠る遺産 写真は倉庫の中に眠るマヤの遺品の数々。日本政府の援助で陳列台が設置されて、保管がしやすくなった。