グアテマラ写真撮影で気をつけること | グアテマラ便り

グアテマラ写真撮影で気をつけること

グアテマラで長年に亘ってインディヘナの写真を撮り続けている関根さんより、インディヘナに対して写真撮影に関する注意をいただきました。とても参考になるので、このブログで紹介させていただきます。


経験からインディヘナの撮影に関して注意すること
特に相手がインディヘナだからということではないと思いますが、、。
「あなたがとても素敵!だから撮りたい!撮らせて!」というこちらの意思表示(スペイン語、英語、日本語、またはカメラを向ける動作)で、こちらの気持が伝わるとOKのサインもらえることが多いです。

写真に撮られるのが嫌な人は断固とNOのサインをよこします。その場合すぐ了解の動作(カメラを目の前でしまう)で応えます。または離れます。撮られたいのに恥ずかしくてはっきりしないのか、付き合ってくれる気がなくてシカトなのか区別がつき難い事があります。よほどの被写体でない限り諦めることが肝心です。

大人の場合、YES.NOの意思表示がはっきりしてるので分かり易いです。子供の場合、そばに親がいたら、親に了解してもらった方がいいです。OKとか、値段を言って撮れと要求したり、ダメ!だったり。
綺麗な子は自分でも魅力があること自負していて結構撮らせてくれます。写して住所聞いた場合、次回に写した写真を渡すなど、できるだけ失礼のないようにしてもらいたいですね。

前に、可愛い少女の写真を撮り、アメリカに持ち帰り値段のついた子供をさらいにやってきたことがあるそうです。地方で子供を撮る場合そんな噂とかのあった村かも分からないので、慎重にカメラを向けた方がいいですね。
村やメルカドの雰囲気に普通でないものを感じる事があります。不自然な無関心さ。こちらへの視線の冷たさ。何かあったんでは?と。そんな場所には長居しないようにした方が、、。自警団との問題が今も続いている村とか。
教会のマリア像、その村のウイピル着てますよね。あれも見本の写真を撮り、買い手のついた像を盗みに来たりしたようで、間違われないように撮影したいですね。

疲れていて判断力が無くなっていたり、何となく惰性でシャッターを切ってる時に不注意のトラブルがおきます。
こちらの気持に余裕のない時に無理しないことがいいようです。
警察の御厄介になったことがありますが、警察でフイルム没収。今後は了解を得てから写真を撮ること。
署長からは、ウエウエのホテルのパンフレットの男の写真(肖像権)について、インディヘナがアメリカの出版社とカメラマンを相手取り訴えていると聞かされました。


以上が関根さんの体験に基づいた貴重なグアテマラでの写真撮影の注意喚起です。


誰でもいきなりシャッターを切られて写真を撮られるのは嫌な気分だと思う。

自分が被写体になったときの立場を考えて、相手に失礼のないように写真を撮らせてもらえば問題は起きないと思います。