先住民の赤ちゃんの名前は「ヒロミ」 | グアテマラ便り

先住民の赤ちゃんの名前は「ヒロミ」

アンティグア近郊のサン・アントニオ・アグアス・カリエンテス村で、織物を教えているイレーネさんという初老のおばさんがいる。

そのおばさんの初孫の女の子が先日、生まれたのだが、名前を「ヒロミ」と名づけたそうだ。

私の名前「ヒロミ」を、織物を習っている何人かの日本人から何度も聞いていたので、「ヒロミ」という響きがすっかり気に入って、この名前をつけたそうだ。

普通、女の子には母音で終わる名前をつけるのが、スペイン語の慣習なのだが、ヒロミは子音で終わる。

まだ会ったことのないマヤ先住民の女の子の赤ちゃんが、「ヒロミ」と呼ばれながら、すくすこと育っていくのは嬉しい。今度、対面しに行ってこようと思う。