グアテマラの治安状況 | グアテマラ便り

グアテマラの治安状況

この前の新聞で今年の1月から5月までのグアテマラ・シティの市内バス(赤バス)の犯罪統計が載っていた。

なんと1月から5月までグアテマラ・シティの市内バスだけで、5ケ月の間に、30,200台のバスがマラと呼ばれている不良グループ又は強盗団に襲われたそうだ。

1日200台のバスが襲われていることになる。そのうち14人の運転手、15人の乗客が銃などで死亡している。

グアテマラ・シティでは市内バスはグアテマラ人でも乗りたがらないので、旅行者も市内バスの利用は絶対に避けて、専用車やタクシーの利用をお勧めする。

万一、バスの中で強盗に遭遇した場合は、絶対に抵抗せずにすぐにお金を出せるようにしておく必要がある。

アンティグアも最近、日中でもレストランやお店に強盗が入る事件が発生している。

そこで、アンティグアの店主達は店を半日閉めて、「LA ANTIGUA EXIGE SEGURIDAD(アンティグアの警備強化)」を叫び、デモ行進した。我が日本食レストランのマサラもこの日は、他の店主達と示しあわせて、店を閉めた。

グアテマラの治安回復を願う。