コロニアル様式の建造物
アンティグアは1543年、スペイン人がグアテマラに作った最初の本格的な首都である。
その当時の正式名称は「La Ciudad de Santiago de los Caballeros de Guatemala」、グアテマラ聖ヤコブ騎士団の町-。
サンチアゴとはスペインの守護聖人であり、戦いの神様でもある。
アンティグアは大地震に見舞われる1773年まで230年間、中米を統括する総督府をして栄える。
18世紀がアンティグアの最盛期であった。建築部実ではバロックが最高潮に達した時代で、グアテマラ人の建築家ディエゴ・デ・ポーレスがたくさんの代表的な建造物を建て、今でもアンティグアの町に残っている。
上の写真は18世紀のアンティグアの邸宅で、当時のねじれ柱の建築様式を用いていて興味深い。現在はポサダ・デ・ヂン・ロドリゴホテルとなっている。アンティグアの中央公園から1ブロック半なので、大変便利な立地条件にある。
余談となるが、このホテルのオーナー家族が日本食好きで、よく我がレストラン「マサラ」にも食べにきてくれる。