サンフランシスコ教会 | グアテマラ便り

サンフランシスコ教会

我が家兼事務所のすぐ隣にはアンティグアの中で最も古い教会であるサン・フランシスコ教会があり、いつも家の窓から趣きのある教会を眺めています。
サン・フランシスコ教会は、1565年に建てられ、1773年に起こった大地震で崩壊され、地震で崩れた面影を残しながら現在も使われています。カトリック信者の多くがインディヘナ(先住民族)ということもあり、グアテマラ国内から色とりどりのウィピル(民族衣装の貫頭衣)を来たインディヘナがこの教会に集まります。教会内には聖人エルマーノ・ペドロの墓があり、この聖人にお祈りすると病が治ると信じられており、毎日たくさんの人がお参りにきます。この聖人はカナリア諸島より17世紀にやってきたといわれていますが、杖を使って祈祷し、次々と一般庶民の様々な病気を治した奇跡を起こした人として今でも信仰を集めています。
写真は地震で崩れた修道院跡から教会部分を撮影したものです。
今日もサン・フランシスコ教会の鐘の音を聞きながら、仕事に励んで?います。